2018年01月18日
スプーンのウォブリングって?
ローリングとウォブリングはスプーンの泳ぎ方を表す言い方としてよく用いられるが
以前より私はその事を疑問に思っていて、
それはクランクなどのプラグに関してはローリングとウォブリングの二つの異なった
動きがあってその二つが相まって一つの泳ぎ方をしているのは判るのだが
スプーンに至ってはどうも合点がいかないのだ。
普通は弱アピールのローリング系と強アピールのウォブリング系、それにその中間の
ウォブロール系があってそのスプーンの泳ぎ方を表現するが、そもそもスプーンに
ウォブリングと言う動きが有るのだろうか・・・

これはスプーンが泳いでいる所を後方から見たイメージだが通常スプーンは
カップの湾曲形状によって矢印のように動く事になり

この動きをローリングと呼ぶ事に問題は無いだろう。

しかしそのローリングを上から見るとラインアイを中心としてテール部が左右に振れて
上図のような動きに見える。
まさかこれをウォブリングと称しているならば話はここで終わりとなってしまうが
私が思うウォブリングとは

このようにテール部が左右に水平的に移動するような動きで、
(クランクで例えれば尻の振り)
しかしながら普通に市販されているスプーンはカップの湾曲形状によって、このような
水平移動は有り得ないはずだ。
この間の研究中!の記事でローアピール系のスプーンをテストしたが、FドラとBFだけ
デッドスローに引くと上図のようにテールが左右に微細に動くウォブリング的な
泳ぎを見せたが、これもウォブリングではなくタイトな弱ロールリングと思っている。

これは左が正面図で右が側面図の断面形状だが、私が自作スプーンを作るにあたり
泳ぎに最も影響を与える形がノーズ部の反りとカップの深さそれにボディの幅である。

ノーズの反りが小さければテールの振りがタイトになり大きければワイドとなる
またカップが深ければロールが強くなり浅ければ弱くなる理屈である、さらにこれに加え
ボディの幅が大きく影響を与えるのだ。
そしてこのノーズ反りとカップの深さ(R:半径)とボディの幅の3つの要素の
バランスが保たれる事でスプーン特性が決まり安定して泳ぐのである。
またこのバランスをわざと崩しイレギュラーなアクションを起こさせたりもする訳だ。
話が理屈っぽくなってきちゃったが何が言いたいかと言うと
スプーンの泳ぎ方の特性は
ローリング⇔ウォブロール⇔ウォブリング
と表現するのではなく
タイト弱ロール⇔ワイド弱ロール・タイト強ロール⇔ワイド強ロール
であって、ウォブリングなんてしないんじゃない?
って、私は勝手に思っているのです。
(細かく言えばローリングの惰性でズレが起こり少しウォブルしていると思うが)
・・・・・
そんな訳で次なる作戦は「タイトな弱ロール系」スプーンを作ろうかと、
だってあまりにも釣れないんだもん!
オシマイ
[スプーンのイラストはギャラクシーノート8のSペンで書きました
]

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以前より私はその事を疑問に思っていて、
それはクランクなどのプラグに関してはローリングとウォブリングの二つの異なった
動きがあってその二つが相まって一つの泳ぎ方をしているのは判るのだが
スプーンに至ってはどうも合点がいかないのだ。
普通は弱アピールのローリング系と強アピールのウォブリング系、それにその中間の
ウォブロール系があってそのスプーンの泳ぎ方を表現するが、そもそもスプーンに
ウォブリングと言う動きが有るのだろうか・・・

これはスプーンが泳いでいる所を後方から見たイメージだが通常スプーンは
カップの湾曲形状によって矢印のように動く事になり

この動きをローリングと呼ぶ事に問題は無いだろう。

しかしそのローリングを上から見るとラインアイを中心としてテール部が左右に振れて
上図のような動きに見える。
まさかこれをウォブリングと称しているならば話はここで終わりとなってしまうが
私が思うウォブリングとは

このようにテール部が左右に水平的に移動するような動きで、
(クランクで例えれば尻の振り)
しかしながら普通に市販されているスプーンはカップの湾曲形状によって、このような
水平移動は有り得ないはずだ。
この間の研究中!の記事でローアピール系のスプーンをテストしたが、FドラとBFだけ
デッドスローに引くと上図のようにテールが左右に微細に動くウォブリング的な
泳ぎを見せたが、これもウォブリングではなくタイトな弱ロールリングと思っている。

これは左が正面図で右が側面図の断面形状だが、私が自作スプーンを作るにあたり
泳ぎに最も影響を与える形がノーズ部の反りとカップの深さそれにボディの幅である。

ノーズの反りが小さければテールの振りがタイトになり大きければワイドとなる
またカップが深ければロールが強くなり浅ければ弱くなる理屈である、さらにこれに加え
ボディの幅が大きく影響を与えるのだ。
そしてこのノーズ反りとカップの深さ(R:半径)とボディの幅の3つの要素の
バランスが保たれる事でスプーン特性が決まり安定して泳ぐのである。
またこのバランスをわざと崩しイレギュラーなアクションを起こさせたりもする訳だ。
話が理屈っぽくなってきちゃったが何が言いたいかと言うと
スプーンの泳ぎ方の特性は
ローリング⇔ウォブロール⇔ウォブリング
と表現するのではなく
タイト弱ロール⇔ワイド弱ロール・タイト強ロール⇔ワイド強ロール
であって、ウォブリングなんてしないんじゃない?
って、私は勝手に思っているのです。

(細かく言えばローリングの惰性でズレが起こり少しウォブルしていると思うが)
・・・・・
そんな訳で次なる作戦は「タイトな弱ロール系」スプーンを作ろうかと、
だってあまりにも釣れないんだもん!

[スプーンのイラストはギャラクシーノート8のSペンで書きました


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Posted by 麦わらのゾフィ at 20:57│Comments(0)
│自己流