ダブルユニノットは2種類あった!

麦わらのゾフィ

2020年08月22日 17:30

前記事でスナップとラインをどんなノットで繋げるのが良いのかを決めるために
いろいろなノットをYouTubeで拝見させてもらったのだが、その中でダブル
ユニノットの結び方に2種類のやり方があることに気付いた。

最初は自分が昔からやっている方法が正しくてもう一つの方法は間違っていると
思ってしまったがどうもそうではないようなのだ。




私がやっている方法は画像の上の方で二つ折りしたラインでユニノットをするもの
だが、下のようにラインを1回巻き付けてからユニノットをする方法があって、実際に
YouTubeでは両方の方法が私が調べた限りではほぼ半々、紹介されているのだ

トップメーカーの公式動画でもダブルユニノットとしてそれぞれが紹介されている。


バリバス 今は亡き本山博之氏のダブルユニノット



シーガーの平岩孝典氏のダブルユニノット


と言う訳で世の中には2種類のダブルユニノットが混在していることになるのだが
こうなると実際の強度はどのくらいかが気になったので調べてみた。


使ったラインはナイロンの3.5LB(1.59Kg)だ

◆バリバスタイプ(ラインを2重にしてユニノット)
 1.30、1.32、1.38、1.20、1.38 平均1.31Kg(82%)

◆シーガータイプ(ラインをスナップに1周巻き付けたもの)編み込みは無し
 1.32、0.98、1.10、1.26、1.22、1.28 平均1.19Kg(75%)
 1.16、1.32、1.12、1.24、1.22、0.90 平均1.19Kg(75%)
ばらつきが気になったので再度5回テストしたが偶然にも平均値が同じとなった
なので多分この値は間違いないであろう。

この結果からラインを2重にしたダブルユニノットの方が強い事となるが、これは
ナイロンの3.5LBだけの事であってフロロであったり太さが違う場合はまた別の
結果になったであろう。

それにしてもな~、名前が同じなのはどうもいただけない。
スナップに1周巻き付けてダブルにするのはダブルクリンチと一緒なので
これは名前を統一してシーガータイプはそのまま「ダブルユニノット」とし、バリバス
タイプの方を「2重ユニノット」とかに改名するって言うのはいかがであろうか?・・・


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