前記事ではエリア用のフックをサンドペーパーで研げるか否かを確認する為
以前子供の夏休みの自由研究のために買った
デジタル顕微鏡を引っ張り出して
きたのだが、せっかくなので新品のフックの針先がどうなっているのか
手持ちのフックを拡大してみた。
拡大したのは次の6種
ハニカムトーナメント#8
クラッチフック#8
STフック#8
AGフック#8
SP-31#8
59BL#6
まず50倍で針先の形とテーパー具合を見てほしい
トーナメント#8 X50
クラッチ#8 X50
ST#8 X50
AG#8 X50
SP31#8 X50
59BL#8 X50
クラッチ、AG、それにSP-31が内側にネムっているものの
どれも先端は鋭利で優劣は付けがたい、角度的にみるとSTフックだけ
他のものと比べると少しだけ鈍角である。またAGフックはネムリの角度が
2段階に曲がっていて凝った作りになっているのが判る。
さて50倍では優劣が判らない針先の尖り具合も400倍で見てみると
だいぶ違いがはっきりとしてくる。
トーナメント#8 X400
クラッチ#8 X400
ST#8 X400
AG#8 X400
SP31#8 X400
59BL#6 X400
一番尖っているのは59BL、逆に一番丸いのはハニカムトーナメントだ
ただしここで押さえておかなけらばならない事がある。
それは単に尖っている事がBESTではないと言う事だ。
尖っていればいるほど耐久性が悪くなるわけで、一瞬のアタックだけで
針先が曲がってしまっては製品として成り立たないのだ。
なので一番尖っていた59BLの方が一番丸かったハニカムトーナメントより
優れているかと言うと一概にそうとも言えないのだ。
最後に今回、いろいろ拡大していたらあるビックリする事があった。
前出の6種類のフックのうち1種類だけ新品パッケージの中でバラツキが
多い物が有ったのだ。
(ほかの5種もある程度のバラツキはあるのだがコレほどのものは無かった。)
[X50]
50倍で見てもその違いが判ると思うが、コレを200倍で見てみると
[X200]
同じフックなのにこんなにも違うのか!
申し訳ないがこのフックがどのメーカーなのか公表するのを差し控える事にする。
たまたまだったかもしれないしほかのフックでもこの程度のバラツキは許容範囲内
であるかもしれなし、営業妨害になりかねないからね
またこの右側の先が丸くなったフックでも爪に立ててみると、普通に引っかかので
爪に針先を立てて確認する方法もこのバラツキをチェックすることは出来ないことを
付け加えておこう。
以上!
次回は「ポッカレモンで化学研磨ができるか否か?」だ、乞うご期待!
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