先週の朝霞ガーデンにてド悶絶していた私はノリーズの井上太一さんとも知らずに
あつかましくも声を掛けてしまった。
しかしながら井上さんは見ず知らずの私に本当に丁寧にその極意を教えてくれた事は
前々記事に書いたとおりだ。
そしてその時こんな事も話してくれた・・・
マイクロスプーンの性能を引き出す為に細いラインを使い、スナップは線径の細い物を
選んで、なるべくスプーンを動きやすくしてやることも大事です。
(その時井上さんが使っていたラインはフロロの1LB、スナップは何を使っているかは
判らなかった。)
スナップの線径まで影響があるのかとビックリした。
私が現在使っているのはフロロの1.5LB、スナップは部品屋の#03で、通常レベルの
設定であると思われるが、実際のところ私が普段使っている0.6gのマイクロスプーンは
ある一定のスピードより遅くなると泳がなくなってしまい困っていたのだ。
これはそもそもそのスプーン自体の性能であり、簡単に言えば私の使っている
0.6gのマイクロスプーンより井上さんのティーチの0.5gの方が間違いなく
低速でも泳ぐと言う事なのだ。
ならば、少しでも抵抗を少なくすればもう少し低速にしても泳ぐのではないかと
今使っているスプーンにこんな改造を施してみた。
センタードリルでラインアイを上下から面取りしたのだ
スナップを介して引っ張られるスプーンのこの部分(矢印部分)を拡大してみると
このようになり、スプーンの厚みA(0.65㎜)に対し●印の2点でBのスナップに接している
そこでこのように上下からドリルで面取りを施す事によって
(たまたまセンタードリルが手元にあったのでこれを使ったが普通のドリルでも
構わないし、カッターや尖ったヤスリを使って削っても良い)
スプーンとスナップの接触点(●印)の距離が縮まるので、結果スプーンが動きやすくなる
と言う理屈である。
これは上の図を側面図としたときの正面図である(引っ張るライン側から見た図)
面取り前は×印でスナップと接触しているが面取り後は●印で接触する事になり
よって矢印のようにスプーンが動きやすくなるハズである。
・・・・・
私の考えではこうする事で確実に動きは良くなるはずなのだが、基本はやはり
そのスプーンの性能である訳で、デッドスローでもしっかり泳ぐマイクロスプーンを
選ぶ事が重要であると思うのです。オシマイ
追伸:
デッドスローでもしっかり動くティーチはいいよ~!
ん?ティーチを面取りすればもっと凄くなるのか?!
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