ハンドル革命②

麦わらのゾフィ

2015年07月14日 23:00

[ハンドル革命①より続く]

・・・・・

ハンドルをよりスムーズに巻くのに何か良い方法は無いものかと
ハンドルをくるくると回しながら考えた・・・

そして閃いた



ハンドルを回す手はこのように手首を中心として回しているので
人間工学的に考えるとハンドルノブはハンドルの回転軸に対し少し内傾
していた方が回し易いのではないだろうか?

ハンドルの回転半径が40㎜、私の指先から手首までの距離を130㎜とすると
計算上の角度は17°



果たしてそれが有効なのかを試すにはハンドルを曲げてしまえばすぐに
結果が出るのだが、ん~どうしても怖くて曲げられない!

ならばと、職人技を生かしてこんなものを作った。


テーパードワッシャー(SUS製)

このワッシャーをハンドルの付け根に挿入
(私が所有するレア二ウムとバイオマスターのシマノ製スピニングは
挿入可能だがダイワ製の月下美人には入れる事が出来ない。)




結果、ハンドルノブが内側に傾くという仕掛けである。

最初は15度くらいで試したが違和感があり過ぎてボツ。
いろいろと試した結果4~8度が実用に効果的である事をつかんだ。
これは回転の中心が手首ではなく肘と考えると納得のいく角度になる
私の場合指先から肘までの距離は約350㎜、tanθ=40/350で
θは6.5°だ。


前記事「ハンドル革命①」の問題の答えはこのハンドルノブの内傾である。
パッと見、違和感があるので判っと思うが、このノブは5度内傾しているのである。


そして実際の巻き心地はどうかと言うと、実に滑らかに巻くことが出来るのである。




どう!コレ、良くない?


いや、コレ、来たでしょ!


・・・メインブログ「C級アングラーのひとり言」につづく


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