前回の座間釣行で開始早々なんとラインブレイクでファーストフィッシュを
逃してしまった。
その時のラインシステムは0.5号(2.3lb)エステルに3lbナイロンのリーダーを
電車結びで結んでいたのだが、その結束部が切れてしまった、切れたラインの
先端はパーマネント状であったのでもしかすると切れたのではなくほつれたのかも
しれないのだが・・・
普段エリアフィッシングにおいて私はメインラインとリーダーとは
サージェンスノットで結ぶのだがその日は前日の夜にゆっくりとした
時間があったのでご丁寧に(?)電車で結んだのである。
電車結びはリールの下糸と新しいラインを繋ぐ時などに普段からよく使う
結束方法でそれなりの強度があって、少なくともサージェンスノットよりは
強度があるという認識でいた。
なので先週はより強度のある電車結びで結んだのだ。なのにいきなりの
ラインブレイク。(少しリールのドラグを強めにしていた事も原因なのだが)
ん?まさか電車結びって・・・と、気になり調べてみることにした。
例によって会社にあるプッシュプルスケールを使い破断荷重を測定してみる
使ったラインは実際と同じの2.3lbエステルと3lbナイロン、電車結びは
左右各3回巻き、サージェンスノットも3回巻きでテストした。
[測定結果]
電車結び(測定5回)0.7Kg・0.75Kg・0.6Kg・0.7Kg・0.75Kg・・・平均0.7Kg
サージェンスノット1.0Kg・1.1Kg・1.0Kg・1.05Kg・0.95Kg・・・平均1.02Kg
ビ・ツ・ク・リ・!
電車よりサージェンスの方が強かったなんて!それにしても電車結びの
なんと弱いことか。
これはもしかすると衝撃荷重に弱いエステルラインの特徴なのかと思い
ナイロンXナイロンでも試してみたがやっぱり同じような結果であった。
ならばついでにとリーダー無しにスナップ直結で測定してみたところ
(ユニノット3回巻き&Wユニノット3回巻き)結果はどちらも平均1Kgと
サージェンスノットと変わらない事も判明。
そんな訳で私は今後、面倒なリーダーを付けるのを止めにする事にした。
(果たして、コレでいいのだろうか?)